Apr 10, 2009

Syllabus 演習I, II 2009

演習Ⅰ(春)
テキストを中心に、さまざまなレベルで日英の違いを知る。テキストで扱う内容については、担当学生が分担して発表し、対面およびオンラインで議論を行う。

言語形式の意味・用法を観察・記述・分析する基本的な手法と考え方を学ぶとともに、発表活動や課題を通して、アカデミックスキルの基礎を身につける。これと平行して、各自のリサーチ・テーマを見つけ、ブレインストーミングと文献収集に取り組む。

課題の提出や資料の共有は主にオンラインで行う。

授業計画
  1. イントロダクション:オンラインのデータ共有・パワーポイント
  2. 単語の意味(意味素性と意味領域)/要約と引用
  3. 単語の意味(カタカナ英語)/用例収集
  4. 文化と言語/文献収集
  5. 意味とは何か/言いかえ+意見
  6. 類義語と包摂語/要約+意見
  7. 包摂語の日英比較/用例収集
  8. 慣用表現・コロケーション/用例収集
  9. 文法と意味:代名詞/テーマ(仮)設定・ブレインストーミング
  10. 文法と意味:指示詞/ブレインストーミング・文献収集
  11. 文法と意味:冠詞/ブレインストーミング・文献収集
  12. 文法と意味:複数形/ノートテイキング・データ管理
  13. 文法と意味:オノマトペ/アウトライン作成・文献収集
  14. 文法と意味:受け身/データ収集・文献整理
  15. 文法と意味:「ぼくはコーヒーだ」/資料整理・要約・引用

課題・評価方法
  • 学期末のレポート、平常評価(発表・小レポート・議論への貢献・出席)を合わせて評価する。
テキスト 
  • 『日本語の意味 英語の意味』 小島義郎, 南雲堂
参考図書 
  • 授業時に随時紹介する。
留意事項 
  • 疑問をそのままにしないこと。

演習Ⅱ(秋)
演習Iに引き続き、テキストを中心に、さまざまなレベルで日英の違いを学ぶ。テキストで扱う内容については、担当学生が分担して発表し、対面およびオンラインで議論を行う。言語形式の意味・用法を観察・記述・分析する基本的な手法と考え方を学ぶとともに、発表活動や課題を通して、アカデミックスキルの基礎を身につける。

後半に、各自のリサーチ・テーマについての本格的な作業を開始する。改めてテーマ設定・ブレインストーミング作業を行い、文献およびデータ収集を行い、定期的にリサーチの途中経過(調査結果・参考文献・考察)を共有する。「自分に役立つように整理する」、「分かりやすく伝える」ことを意識する。

  1. イントロダクション
  2. 日英の発想の違い:無生物主語
  3. 日英の発想の違い:「象は鼻が長い」
  4. 日英の発想の違い:否定的・消極的表現
  5. テーマ設定・ブレインストーミング・文献収集開始
  6. コミュニケーションと意味:コミュニケーションとは
  7. コミュニケーションと意味:文と発話
  8. コミュニケーションと意味:会話の原則
  9. アウトライン作成・文献及びデータ整理
  10. コミュニケーションと意味:間接発話
  11. コミュニケーションと意味:言葉のつながりと意味のつながり
  12. コミュニケーションと意味:「今日はどちらへ」
  13. リサーチ経過報告
  14. リサーチ経過報告
  15. リサーチ経過報告
テキスト 
  • 『日本語の意味 英語の意味』(小島義郎, 南雲堂)
参考図書 
  • 授業時に随時紹介する。
留意事項 
  • 発表準備などの作業は計画的に進めること。


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